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December 29, 2011

BluetoothヘッドセットMW600を携帯電話とiPadで使う

今回はSony Ericsson製BluetoothヘッドセットMW600を、携帯電話SH-03BとiPadとで同時に使う話をします。

最近までSONYのBluetoothヘッドセットDR-BT30を使っていたのですが、どこかへ無くしてしまい、新しく買うことにしました。

ところが、衝動買いに近い状態で買ったLogitec LBT-MPAR300は、音質は良いのだが、マルチポイントに対応していなかったため、iPadで音楽を聴いている最中に着信があっても、ヘッドセットで電話が取れないという決定的な欠点を持っていたのでした。

ここで、Bluetoothヘッドセットを選ぶポイントとして、以下の二つを知っておく必要があります。

マルチペアリング

マルチペアリングとは、Bluetooth機器で複数の発信器を登録(ペアリング)することができる機能である。対応しているかどうか、そしてペアリングできる台数を事前に確認しておきたい。

マルチポイント

マルチポイントとは、Bluetooth受信機が、異なるプロトコルで、複数の機器と同時に接続できる機能である。たとえば音楽プレーヤーとはA2DP(ミュージックプレーヤー用のプロトコル)で、携帯電話とはHFP(ハンズフリーで通話するためのプロトコル)でそれぞれ接続しておくことで、音楽を聴いている最中に電話をかけたり受けたりできる便利な機能である。全てのヘッドセットで対応しているとは限らないので、用途によっては対応しているか否かは非常に重要である。

同じLogitec LBT-SPWP100(お風呂用スピーカー)は、マルチポイントに対応していたので、全てのBluetooth機器は音楽を聴いている最中でも割り込んで通話ができるものだと勘違いしてしまったのです。

高い金をかけたのに、結局Logitec LBT-MPAR300は一週間しか使われず、Sony Ericsson MW600に買い換える羽目になったのでした。

MW600を手に入れ、SH-03BとiPadをペアリングしてみました。Bluetooth機器のペアリングは慣れているため、難なく成功しました。

ところが、MW600は、SH-03Bをミュージックプレーヤーと誤認識し、SH-03B側でHFPを指定しているにもかかわらずA2DPで接続してしまい、iPadをミュージックプレーヤーとして使えなくなりました。

設定がおかしいなと何度ペアリングをやり直しても、SH-03BはA2DPで接続してしまいます。

MW600もだめなのか? とあきらめそうになったとき、Bluetooth接続設定の「接続待機」を選択していると「接続種別」というボタンが現れたのです。
接続種別
この接続種別では、SH-03Bに繋がっている機器ではなく、本体自体がどのプロトコルを受け付けるかの設定ができというものです。これを使えば、HFPだけにしてA2DPでの接続を受け付けなくすることができるのです。

そこでHFPだけを受け付けるようにすると、MW600とSH-03BはA2DPで接続されず、iPadとA2DPで接続できるようになりました。
おかげでiPadで音楽を聴きながら電話をすることができるようになり、理想的な形になりました。

ここまで来るのに長い道のりでしたが、これを乗り越えたおかげで、MW600が大活躍すること間違いありません。音楽の音質にこだわるときはWalkman X1050を使いますが、電話をしたいときやiPadにしか登録していない曲を再生したいときはMW600&iPad/SH-03Bを使います。


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